地域活性化人材育成事業

長野の取組

信州大学・長野大学・佐久大学 SPARC取組内容

事業概要図

取組内容

 長野県が抱える課題として、20歳-24歳の年齢階級における県外人口流出や、県の主要産業である製造業では専門人材が不足しているといった現状が挙げられます。長野県の主要産業である製造業を高度化するためには、情報デジタルスキルだけでなく、「未来のことに思いを馳せることのできる」豊かな感性を持ち合わせたDX・GX人材を育成することが必要とされています。

 長野県の地域課題と地域に求められる人材像を踏まえて、本事業では、国立大学の信州大学、公立大学の長野大学、私立大学の佐久大学の3大学、長野高等工業専門学校や長野県、長野県経営者協会、八十二銀行等、産学官金が連携し、文理横断の教育プログラムを構築し、主体的な学びによって地域の問題を自ら解決し、未来を選択できる人材の育成を目指します。対象の学部・学科は、信州大学経法学部応用経済学科、工学部物質化学科、工学部電子情報システム工学科、繊維学部先進繊維・感性工学科、繊維学部化学・材料学科、長野大学は社会福祉学部社会福祉学科社会福祉コース、佐久大学は人間福祉学部人間福祉学科になります。また、一般社団法人を令和5年度中に立ち上げ、令和6年入学生から教育プログラムを開始します。教育プログラムの開始に向け、開設科目の中身をまとめ、講義は、ビデオオンデマンドの活用を前提に、その収録を進めていきます。
対象学生は、広域に存在するため、チャットボットやLMSの活用により、事務室は地理的な制約を受けず、また、教員への質問もチャットボットが対応し、小テストの実施、採点もLMSが自動で行うことで、教員の業務を低減します。

 また、学生の学びを可視化するため、ポートフォリオを導入し、学位記に加え、学位に関する個人別の証として「ディプロマ・サプリメント」の交付を目指します。

 本事業はタイプ①で求められている要件である「学部等の再編」については、信州大学が、文理横断の情報学部(仮称)を設置する予定としております。

地域事業WEBサイト

SPARC NAGANO「しあわせ信州」を創造する地域活性化高度人材育成プログラム(←こちらをクリック)

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佐久大学